投稿日:2018-03-24 府中 朝カフェの会
3/14 第227回府中朝カフェの会は、議会ウォッチングのシェア。
本日の府中朝カフェの会は、3/3開催の府中議会ウォッチング定例会のシェアが有りました。
・議会基本条例は、検討委員会で進められているがその進捗が遅い。
・議会基本条例制定前に、議員間討議を活発にさせてはどうか?
・陳情で議員同士の議員間討議を活発にして欲しいと提出してみる。
・市会議員の意識が変わり、議会運営が活性化される事を期待する。
府中朝カフェの会でも、議会・市政ウォッチングの動向を注視していきたいです。
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神霊の国 日本-禁断の日本史
「結局、日本では一つの価値観を刷り込むのが教育であって、自由な考え方を持つなどもってのほかである。
戦争は一切悪で、もちろんPKOも悪、国連の軍事力の展開も悪だという。
そしてこれらに対して、悪である以外の反応をしては絶対にいけないという、
まるでパブロフの犬みたいな教育をしている。
平和は尊い、戦争は絶対にいけない--もちろん、それはそれで正しい事だが、
本当にそれは日本人が自分の頭で考えて出した結論なのか。
ただそういう風に思い込む様に教育が誘導しただけではないだろうか。
これではある意味で、かつての共産主義国家で言う思想教育と殆ど変わらない。
しかも戦争は悪い、平和は良い、という考え方も生徒を論理的に納得させるものではなく、
戦争はとても悲しいんだよと子供達の情緒や感性に訴えようとする。
結局の所、日本人は論理じゃなく言葉の持つ情理に逃げ込んでしまう民族なのだ。」
井沢元彦
正義では地球を救えない
「洞爺湖サミットは、何億円もの税金を使って日本中から警官とパトカーを掻き集め、
大量のCO2を撒き散らして終わった。CO2の排出削減については、実質的には何も決まらなかった。
今すぐCO2を削減しなければ、人類は大変は事になる、といった短兵急な話は、
今すぐお金を振り込んで頂かなければ、ご主人が犯罪者になってしまいますよ、
といった振り込み詐欺と同じ様なものだと思って間違いない。
恐怖心を煽るのは他人を騙す際の常套手段である。
困難な事態に直面した時はまずすべき事はすぐに動く事ではなく、情況を冷静に分析する事だ。
メリットとデメリットを秤に掛けて検討し、デメリットの方が大きければ、動かないという選択も有り得る。
京都議定書を守って、CO2削減に莫大な税金を注ぎ込んでも、温暖化を止める為の貢献度はゼロに等しい。
しかし、税金は誰かの懐に入るわけだから、特定の人だけが儲かる。
そう考えれば、CO2の削減キャンペーンは誰かの金儲けの策略に決まっている。
誰かとは、排出権取引で儲けたいトレーダー、脱炭素利権に群がる官僚、学者、企業家などである。」
池田清彦/養老孟司
なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか
「中曽根首相の靖国参拝は、鄧小平氏でもなければ当時の中国首相の趙紫陽氏でもなく、
胡氏という特定の中国指導者の進退に繋がる問題として取り沙汰されたのである。
もし、中曽根氏本人の語った通り、彼が結局、胡耀邦さんを救うという理由で靖国参拝を取り辞めたのであれば、
胡氏という中国指導者との個人的親密関係こそが、
中曽根氏自身の政治路線の挫折をもたらした最大の原因となったのだ。
その結果、中曽根氏が目指した戦後政治の総決算はいつまでも未完遂の課題として残されたままであり、
日本はそれから更に20数年以上、歪んだ形の戦後体制の中で生きていくしかなかった。
中国首脳と個人的な親密関係を結ぶという度の過ぎた対中接近がもたらした代価は、あまりにも大きかった。」
石平
更に、盛り上げますよ~。