投稿日:2018-05-09 府中 朝カフェの会
5/9 第243回府中朝カフェの会は、Civic Tech Night 。
本日の府中朝カフェの会は、5/7開催のCivic Tech Night vol.1のシェアが有りました。
・Code for Fuchuが主催するCivic Tech Nightの第1回目の会合が行われた。
・シビック(市民)と テック (テクノロジー)の融合がCivic Tech
・市民がテクノロジーを活用し、身近な課題を解決したり、地域社会をより良くしようとする活動
・市民協働を掲げる府中でもそんな活動をしたい!仲間を増やしたいと活動
府中朝カフェの会でも、Civic Tech Nightの動向を注視していきたいです。
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五感を育てるおむつなし育児-子どもとの時間がもっと楽しくなる
赤ちゃんからはじめるトイレトレーニング
「でも、ここでちょっとだけ考えて見ましょう。自分の身になって考えてみるのです。
うんちをしようと思って、すっきり最後まで出せるのは、うんちが広やかな空間に向けて出て行くから。
ちょっとだけ出してみて、うんちがくっ付いているおむつに触れたとしたら、
ちょっとぎょっとして、あ、いけない、このまま出したら私のお尻にうんちがべったりと付いてしまう、
と思って、出し掛けたものも止まってしまいませんか。
つい嫌々、今出してはいけない、という意志の力を働かせてしまいませんか。
そんな事をしていると、うんちをなるべく出すまい、と思って、簡単に便秘になってしまいます。
今、私達が知覚出来ている色々な事は、赤ちゃんから今までの成長する時点の何処か特別なポイントで、
天から降ってきた様に、突然知覚出来る様になった訳ではありません。
元々生まれた時から持っていた感覚を、
成長するにつれて段々言葉に出来る様になってきた、というだけです。
そう思えば、この排泄に関して私達が今感じる様な、おむつに排泄するって気持ち悪いな、
という感覚は、きっと赤ちゃんも感じているのです。」
三砂ちづる
世界一騙されやすい日本人-演技性パーソナリティ時代の到来-
「大手新聞やテレビ局各局のずさんな取材体制は、佐村河内守氏の報道を見ていても感じた事が有った。
彼らの不勉強が露呈していたのは、中途失聴者についての理解においてだ。
マスコミの人には、耳が聞こえない人は皆、手話で会話をする、という思い込みが有った様だ。
だから中途失聴者がどういうものか調べる事も無かった。
それで佐村河内守氏の嘘を見抜けなかった。
生まれつきの難聴者の場合は、手話で会話するしか無いので、手話を身に付ける。
文字も習得が遅れ勝ちな為、逆に筆談も難しいのだ。
自称・中途失聴者の佐村河内守氏もその辺りが不勉強であった。
そして、中途失聴者と自称していたにも関わらず、手話を使った自己演出を行った。
だがそれが、図らずもテレビ的であった事は間違いない。
筆談よりも手話の方が、耳が聴こえない事を視聴者にアピールし易い。
しかし、あれだけ沢山のメディアが佐村河内守氏を取り上げたにも関わらず、取材者の誰一人として、
貴方は途中から難聴になったのに、何故筆談を用いないのか?、と疑問をぶつけなかった事が、
今の日本のメディアが、如何に不勉強であるかを物語ってはいないだろうか?」
和田秀樹
ワタクシハ
「途中、変な日本語を用いてしまったり、僕はと言ってしまったりした。
初めての面接という事もあり、私などという言い慣れない単語は意識していないと使えない。
ワタクシ、ワタクシ、ワタクシ・・心の中で暗唱しながら、
太郎は面接官二人の発している不可視な圧力に気付いた。
二人の好反応も所詮、太郎の言った事への本心からのお返しではなく、単なる儀礼的な文句に過ぎない。
それはここ数年間触れていなかった懐かしい感覚であった。
今、自分は完全に身内空間の外にいる。5分経過を告げるタイマー音が鳴った。
座りながら挨拶、立ち上がって鞄を取ってからも挨拶、
そして去り際に会釈までしてからようやく、太郎はブースを後にした。
自らの可能性を試せる、新たな鍛錬の場を太郎は見つけた。
ギター教則本に初めて取り組んだ時と同じ高揚感に、全身が支配されていた。
鍛錬の先には、希望がある。局のすぐ目前にある日本庭園のベンチに座り、ネクタイを緩めた。
よく手入れされた植木の葉には蝶がとまっており、
一眼レフカメラを構えたおじさんがゆっくりと近付きそれを接写する。
のどかだ。太郎は先程味わった、エレベーター内での重苦しい雰囲気を思い出す。
人の気配に顔を向けるとリクルートスーツ姿の女がいて、数秒遅れ恵だと分かった。」
羽田圭介
更に、盛り上げますよ~。